1214人の中学生対象に避難所運営体験を実施

2020年度も 「防災教育プログラム~助けられる人から助ける人へ、地域を支える一員に~」を開催。青森市内7中学校と1小学校でのべ1214人対象に、子どもたち災害時の備えや避難所運営について学んでもらう体験教室を開催しました。A、B、Cパターンのプログラムを準備し、学校のニーズに応えました。

新型コロナウイルス感染症下での避難者受入を体験

2020年はコロナ下の防災心構えについても学習プログラムの中に盛り込みました。避難者の受入れ時のゾーニング、発熱者や濃厚接触者を専用ゾーンへ誘導、受付。感染防止のため、マスクや体温計、消毒液なども入った非常持ち出し袋を準備するようアドバイスしました。

誰一人取り残されない避難所運営

安心できる避難所を運営するために、組織運営づくり、空間づくり、避難所のルールが重要であり、「女性や子どもたち、病気を持っている人など多様な人が居ることを知り、誰一人取り残されない避難所運営ができる」ことを伝えました。

小学校でも開催

新城小学校6学年対象に避難所運営体験を実施しました。9時から12時までの授業時間を使い、避難者受入、講話、段ボールベット・間仕切り体験。青森市から提供していただいた五目ご飯のアルファー化米の炊出し訓練をし、試食も。「こんなにおいしいとは思わなかった」という感想も頂きました。

オンラインを使ってシュミレーションゲーム

青森市立東中学校では、1学年生徒が9つの教室に分かれ、ビデオ会議システム「ZOOM」を使って避難所での感染予防や東日本大震災の時、避難所で地域のために活動した中学生の事例についての講話。その後、災害時の行動についてグループごとに話し合うシュミレーションゲームをし、理解を深めました。

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