山形県戸沢村蔵岡地区での被災者支援について報告(NO.2)

令和6年7月25日から発生した豪雨により、最上川や鮭川が氾濫し甚大な被害が発生しました。みらいねっとでは、被害を受けた山形県戸沢村蔵岡地区に赴き、被災者への寄り添い支援(心のケア)を実施しました。

2024年10月14日(月)戸沢村蔵岡公民館内

戸沢村の被災者支援2回目は、浸水地域にある蔵岡公民館で行いました。災害発生から3ヶ月が経とうとしている今は、仮設住宅への入居の準備が進んでいました。

前日に仮設住宅でチラシをポスティングしたり、チャリティーコンサート(歌謡ショー)の終了を待って、帰られるお客様へ声をかけながらチラシ配布をしていた甲斐があり、若い父母とその子どもや赤ちゃんから高齢者まで多世代にわたって、たくさんの方が来てくださいました。前回の足湯に参加してくださったおばあちゃんたちも、10時の開店とともにいらしてくださり、りんごケーキとコーヒーを飲みながら、足湯の順番待ちです。楽しみにされていたようでうれしく思いました。

また、隣市へ二次避難されている蔵岡の地区長さん来てくださり、「仮設住宅や在宅避難、二次避難所など地域の住民がバラバラになっていたが、こうして集まる場づくりをしてもらい、とても嬉しい。」と言ってくださいました。

前回(9月)に来たときに被災された女性から古着物などをいただいていたのですが、GECM-netメンバーがそれをクッションや和小物などにリメイクして持参していました。それを展示してみたら大好評!みなさんにお持ち帰りいただき、次回もリメイク品を作ってほしいとの要望もいただきました。

さて、今回は山形県東根市で子育て支援などをしている“ままらんぼ”さんの炊き出しと一緒に活動を行ったのですが、“ままらんぼ”さんから「支援の仕方にはいろいろあることがわかった。みらいねっとが足湯カフェで、一人ひとりに寄り添ってお話を聴いている姿を見て、とても大切なことだと思った。炊き出しだけでなく、足湯サロンで丁寧にお話を聴いてくださったおかげで、参加者の満足度が高い、よい場が作られていた。」と感想をいただきました。炊き出しと足湯、寄り添い支援の相乗効果が得られたのではないでしょうか。支援の形には様々あります。それぞれの団体が強みを生かしながら支援していくことで、少しでも被災地の方のお力になればいいなと思います。

#日本財団災害支援

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