【みらいねっと防災02.0912】
みらいねっと防災メルマガ編集局
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今回の北海道胆振東部地震により、お亡くなりになられた方々へのご
冥福を心からお祈りいたしますとともに、けがを負うなど被害に遭わ
れた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をご
祈念申し上げます。
昨日は東日本大震災から7年と半年、私たち男女共同参画地域
みらいねっとは階上町で地域住民と道仏中学校の生徒全員と避難所開設
・運営訓練を実施しました!(by sekiko)
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■INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥‥
[1] ヌエックフォーラムで青森中央高校の防災授業を紹介しました
[2] 階上町で中学生と地域住民が一緒になっての防災訓練
[3] 社会貢献学会青森支部が養老施設で炊き出し訓練:マニュアル化を図る
[4] 3500人参加し平川で青森県総合防災訓練
[5] 届きましたか?「あおもりおまもり手帳」
[6] 地域防災イベント情報
[7] kotoba㈪「「スフィア・プロジェクト (The Sphere Project)」
[8] 各地の防災イベントをお知らせください
[9] 一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとWebサイト公開のお知らせ
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[1] ヌエックフォーラムで青森中央高校の防災授業を紹介しました
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9月1日(土)に国立女性教育会館(埼玉県)で開催された「ヌエックフ
ォーラム」で「防災若手人財育成事業 高校が避難所に、その時、自分
たちにできること〜高校生防災ゼミの学びと実践」をテーマにワークシ
ョップを開催しました。
*報告*(岩本ヤヨエ理事)*********
8月30日〜9月1日、ヌエックで開催された男女共同参画推進フォーラム
へ参加してきました。我がみらいねっとは最終日の午前に青森中央高校
の防災ゼミの取り組みを紹介。そしてそれを受けてのワークショップを
行いました。担当された先生の熱意はいったいどこから湧いてきたのだ
ろうと興味を持って聞き入ってしまいました。
防災訓練を実施する際、いかにして自分ごととして捉えてもらえるかが
課題となるものですが、先生が自分ごととして考えるきっかけとなった
いくつかの事柄は、これからの私たちの活動に大きなヒントとなりました。
また、参加者は北海道、神奈川、山口など全国各地からいらしていてた
くさんのご意見を聞くことができました。
もしもの大災害があったとき、どんなに事前の備えをしていても一つの
地域が自助だけで完結することはできず、必ず何らかの支援を受けるこ
とになります。しかし、隣近所も自分と同じく被災していたら、どこか
遠い地域の方に助けていただくしかないのです。全国の方々とつながる
ことで、もしものときに、助けを求めることができ、また、私自身も遠
くの友達に直接手を差し伸べることができます。今回のフォーラムに参
加した一番の収穫は、そんな貴重な出会いだったと思いました。
○ヌエックってこんなところです?
https://www.nwec.jp/
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[2] 階上町で中学生と地域住民が一緒になっての防災訓練
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東日本大震災から7年半の9月11日(火)、被災地でもあった階上町で
地域住民と道仏中学校の全校生徒による「避難所開設・運営訓練」を道仏交
流センター実施しました。男女共同参画みらいねっとは訓練全体のコーディ
ネーターとしてお手伝いをさせていただきました。
午前中は地域住民による避難所開設訓練。東日本大震災で実際に避難所運営
した自主防災会の方からもご意見を頂き、次につながる訓練となりました。
午後は中学生は、中学校体育館での「防災教育プログラム」を実施。判断力・
行動力・命を守るについて講義とシュミレーションゲームを通じで学びました。
そののち、交流センターへ移動し地域住民と一緒に運営訓練を実施しました
(3学年は被災者の方の困りごとの聞き取り訓練を実施)。
中学生からは「災害時には地域のために頑張りたい」という感想もいただきました。
○NHKアップルニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180911/6080002313.html
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[3] 社会貢献学会青森支部が養老施設で炊き出し訓練:マニュアル化を図る
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9月10日(月)、社会貢献学会青森支部が青森市の養護老人ホーム「安生園」
の協力を得て、同園入所者や職員を対象とする非常食の炊出し訓練と試食会
を行い、今後、課題を整理し、地震等の災害時に備えた同園独自のマニュア
ル作りに役立てる予定です。
社会貢献学会はチャリティバザーの収益金を基にして、非常食50食を同園に
寄付。さらに今回は同園の備蓄食品を活用した訓練およびマニュアル作りと
いった従来よりも一歩踏み込んだ取り組みを実施しました。
○ATV青森テレビ
http://www.atv.jp/news/?id=00005418
○東奥日報ニュース
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/84999
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[4] 3500人参加し平川で青森県総合防災訓練
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9月4日(火)、青森県総合防災訓練(県と平川市主催)を同市の平賀体育館な
どで行いました。県内各地の自衛隊や消防、病院など90機関・団体から約3500人
が参加。大地震発生に伴う避難所の開設や運営などに取り組み、行政、防災
機関、住民が災害時の連携を確認しました。
今年の訓練の特徴は避難所運営訓練ということで、居住スペースのみならず
要援護者スペース、共有スペース、学習室なども設置。また、福祉避難所には
赤ちゃん連れの避難者ルームなども設置されていました。
○東奥日報ニュース
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/80580
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[5] 届きましたか?「あおもりおまもり手帳」
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本日、待ちに待った「あおもりおまもり手帳」青森県防災ハンドブックが我が
家にも届きました!災害が起きた時にどうやって自分の命を守るのか、今から
どうやって災害に備えたらよいのかなどについて分かりやすくまとめた青森県
版の防災ハンドブックです。早速、家族の情報を書きこみました!
字も大きくて読みやすいですよ。
○「あおもりおまもり手帳」
http://www.bousai.pref.aomori.jp/
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[6] 地域防災イベント情報
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【八戸市】『第2回 防災士養成講座』
☆災害に対する基本的な知識と、自らの身は自らで守るための技術を持った
地域住民を育成するために開催します。
-9月29日(土) 9:00〜17:55(受付8:30〜)
9月30日(日) 9:00〜17:00(受付8:30〜)[計2日間]
-八戸学院大学
-主催:八戸学院地域連携研究センター
-問合せ:0178-25-2789 (BOSAI推進室 / 担当:井上)
http://research.hachinohe-u.ac.jp/news/event/post-2154/
【青森市】自主防災組織リーダー研修会
☆防災に関する実践的な知識と技術を有し、地域における防災活動等の中心
的役割を担う人材を育成します。
-10月1日(月)10:00〜10月2日(火)14:00まで(1泊2日)
-青森県消防学校(防災教育センター)
-主催:青森県
-問合せ:017-734-9088(県防災危機管理課)
http://www.bousai.pref.aomori.jp/Events/individual.html?entry_id=21594
【むつ市】講演会「多様性配慮の避難所について〜災害の教訓と避難所生活の課題〜」
☆神経難病患者及び家族や関係機関の方を対象とした研修会です。災害時の避難所
についての課題等を語り合います。
-講師:小山内世喜子(男女共同参画地域みらいねっと 代表理事)
-9月29日(土)13:00〜15:30
-むつ来さまい館 イベントホール
-主催:下北地域県民局
【三沢市】女性による防災訓練
☆三沢市の女性たちが中心となって避難所開設・運営訓練を実施します。
アルファー化米の炊き出し・試食も実施する予定です。どなたでも参加可能です。
-10月14日(日)9:30〜13:30(予定)
-三沢市立三沢小学校
-主催:青森県、三沢市
-問合せ:017-734-9088(県防災危機管理課)
【むつ市】下北未来塾シンポジウム
テーマ:今、必要とされる地域防災力の向上 ?安心・安全なまちづくりに女性の力を?
☆西日本豪雨、北海道胆振東部地震など、度重なる日本各地での大災害。地域に
は年齢、性別、障害や慢性疾患などの有無、家族構成による違いなど、災害時に
配慮を必要とする人が沢山います。地域の防災力を高めるためには、地域に暮ら
す多様な人々の「違い」に配慮した体制・支援が必要です。そんな時、生活者の
視点を持つ女性の力が必要です。
-講師:小山内世喜子(男女共同参画地域みらいねっと 代表理事)
-10月20日(土)13:30〜15:30
-むつ来さまい館 イベントホール
-主催:下北未来塾、むつ市
-問合せ:チラシ等がまだできていませんので、小山内(090-8789-2724)までご連絡下さい。
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[7] kotoba㈪「「スフィア・プロジェクト (The Sphere Project)」
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難民や被災者に対する人道援助の最低基準を定める目的で、1997年に非政府組織
(NGO)グループと赤十字・赤新月運動によって開始された計画です。具体的に
は、1人あたりの居住空間は最低3.5m2、便所は20人に1基、男性1対女性3の割合
で設置などと示されています。
内閣府(防災担当)は、2016年4月、『避難所運営ガイドライン』の中で参考に
すべき国際基準としてスフィア基準を紹介しています。
実はこのスフィア基準はルワンダ紛争による避難民が1994年にアフリカ大湖沼
地域の難民キャンプで多数死亡したことがきっかけで1998年に人道憲章と人道
対応に関する最低基準です。スフィア基準は、「人道憲章、権利保護の原則、
コア基準」の3つの共通の土台と、生命保護のために必要不可欠な4つの要素
「(1)給水、衛生、衛生促進、(2)食糧の確保と栄養、(3)シェルター、居留地、
ノン・フードアイテム(非食糧物資)、(4)保健活動」各分野における最低基準
を定めています。
2017年4月、徳島県は『徳島県避難所運営マニュアル作成指針』を改定し、スフ
ィア基準を盛り込みました。
http://www.pko.go.jp/pko_j/organization/researcher/atpkonow/article055.html
https://www.janic.org/activ/earthquake/drr/sphere/
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[8] 各地の防災イベントをお知らせください
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「みらいねっと防災メルマガ編集局」は、安全・安心な地域づくりをめざ
す仲間づくりを目的として発行します。同じ想いを持つ人たちががつなが
ることはいざという時に「チカラ」になります。「○○町会では、○月○
日避難所運営訓練を実施します」「今度、○○に視察に行きます」「○○
で研修会があります」などをはじめ、全国、県、市町村の防災取組み情報、
他県防災関係団体(特に、男女共同参画の視点を取り入れた防災活動をし
ているNPO団体等)の情報を発信します。
そのためにも、皆さんの地域やお一人お一人が実施する防災イベントなど
をご紹介ください。
情報提供はコチラまで
⇒https://aomori-mirainet.com/contact/
題名に「防災イベント等情報提供」とご記入ください。
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[9]一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとWebサイト公開のお知らせ
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ホームページを公開しています。まだできたてのほやほや状態ですが、
是非ご覧ください。
https://aomori-mirainet.com/
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■講演・セミナー、みらいねっと講師へのご依頼
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☆一人ひとりの主体性は「地域防災力の向上」につながります!
そんな主体性に重点を置いた研修、訓練等を実施しています。
防災教育以外にもハラスメント防止研修やこれからの管理職に求められる指導
の方法などの研修も実施します。
男女共同参画地域みらいねっとへの講演ご依頼は下記フォームから。
https://aomori-mirainet.com/contact/
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≪配信についてのおしらせ≫
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フェアネスの高い社会づくり
一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと
代表理事 小山内世喜子
<連絡先> 一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと 事務局
〒030-0841 青森市奥野2丁目1‐18‐505
E-MAIL:g.mirainet@gmail.com
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