第5回ジャパンSDGsアワード「特別賞」受賞

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12月24日、総理大臣官邸での授賞式に参加

 この度、当社団が第5回ジャパンSDGsアワードにおいて、「特別賞」を受賞しました。表彰式は、2021年12月24日(金)、総理大臣官邸にて開催されました。

  ジャパンSDGsアワード ttps://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html

 当社団は、SDGs 目標5「ジェンダー平等の実現」✕目標11「住み続けられるまちづくり」に取り組んでいます。ジェンダー視点を取り入れた防災教育を実施することで、次世代の地域を担う中学生をはじめとする生活者一人ひとりが、SDGsの目標を生活のなかで自分事と捉え具体的な行動変容につながり、「誰一人取り残さない」社会づくりに結びついていきます。これは、当社団がめざすSDGsのすべての目標に必要な「目標5 ジェンダー平等」の社会づくりにつながる重要な取組みであると考え、今後も持続可能な社会の実現に向けて事業を推進していきます。


2021年12月24日、総理大臣官邸において行われた表彰式の様子。左から、松野内閣官房長官、当社団 小山内、岸田内閣総理大臣、林外務大臣

<応募活動の概要>

テーマ「誰一人取り残さない地域防災、ジェンダー視点を取り入れた避難所運営にはSDGsの目標がいっぱい」

「誰一人取り残さない地域防災」を目指し、将来の地域防災を支える中学生を対象に「ジェンダー視点を取り入れた防災教育」を2019年から3年間でのべ33回5,400人に実施した。第1回国連防災世界会議で「ジェンダーの不平等は社会を災害に対して脆弱な存在にする要因」と言われながらも、東日本大震災ではジェンダー起因による困難事項が各地で可視化した。その教訓を次世代につなげ、誰もが安心して生活できる社会の構築を目指す実践的学習として、避難所という状況下で課題解決を図る気づきのツールとして「避難所運営体験」を実施した。その結果、ジェンダーに対する意識変容やSDGsの理念である「誰一人取り残さない」の理解につながった。

<代表理事・小山内のコメント>

当社団は、男女共同参画の推進を目指して創立した社団です。男女共同参画の視点を取り入れた防災の事業につきましては、女性防災リーダーの育成、地域住民、行政、若年層を対象とした防災人財育成研修や避難所運営訓練などに取り組んでおります。その中でも青森市中学生を対象とした「ジェンダー視点を取り入れた防災教育」がSDGsの観点からも認められ、このような素晴らしい賞をいただいたことは、社団の取組みに共感しサポーターとして応援してくださった皆様、多様なステークホルダーの皆様とのパートナーシップのおかげと感謝しております。

そして、世界規模の取組みであるSDGsにおいて、日本でもジェンダー平等と防災の取組みが、持続可能な開発目標として認められたことが意味あることと感じております。

今後も、誰一人取り残さない地域防災の実現に向け、事業を推進してまいります。

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