事業報告

階上町道仏中と地域住民のべ130人が避難所運営訓練を実施

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97パーセントが「避難所の様子や運営方法を学べた」と回答

東日本大震災から7年半の2018年9月11日、階上町道仏交流センターで避難所開設と避難所運営訓練を実施し、地域みらいねっとは全体プログラムのコーディネーターおよび講師を担当しました(階上町主催)。階上町のみなさんとご一緒するのは今年で5年目。道仏中学校の生徒さんを交えては4年目になります。

被害状況の想定

・青森県三八地域に 震度 6強の地震発生
・大津波警報発令
・古い住宅は全壊しており、離れたところでは、煙が立っている。けが人も避難所にやってくる
・ライフラインの状況は全町停電、水道が止まっているが、下水管は何とか無事。ガスはプロパンガスは使える

地域住民による避難所開設訓練

10:00~13:00
・避難所運営についての学びの時間をプラスしたオリエンテーション
・設営~受付~誘導
・非常食体験、避難用グッズなどの紹介
*開設訓練は初めての試み

道仏中学校全校生徒対象のクロスロードゲーム

13:00~14:10
中学生防災プログラムを体育館で実施。全校生徒92名が東日本大震災時に「命を守った中学生の話」の事例を聞き、その後、クロスロードゲームにチャレンジし、「考える力」「判断し行動する力」「生き抜く力」について学びました。

地域住民と中学生が力を合わせて避難所づくり

14:10~15:30
・中学生も交流センターに移動し地域住民の方と一緒に避難所運営訓練を開始
・「総務・情報」「施設管理」「要配慮者」「衛生班」に分かれて交流センター全体を使っての避難所づくり
・3学年は要配慮者(認知症の高齢者、妊婦、11か月の赤ちゃんを抱えたお母さん、障害者、外国人)の聞き取り訓練
設営等終了後には、避難所の見学や各班のふりかえり、中学生からの感想などの時間を設け、最後に小野榮悦校長から総括の言葉をいただきました。

地域みらいねっとが実施する避難所運営訓練は、「学び」「実践」「ふりかえり」のPDCA型訓練を実施しており、住民が主体となる防災訓練の構築に向けた「実践的学習」を大切にしています。

[参加者の声]

■住民
・普段は避難所等は他人事のように感じていたが、このような機会をもらい改めて考えることができた。
・今日の体験を忘れないよう継続が必要。行動してみて役に立った。
・中学生と一緒の活動は、頼もしかったし、若い力は大事です。
・中学生との交流の場でもあったので楽して出来ました。柔軟な意見、活発な発言でよかった。

■中学生
・シュミレーションゲームで災害になった時のことをよく考えることができた。大変な状況でこそ考えて行動したい。災害時に起きたことは同じでも、どう考えて動くかはたくさんの意見があって考えを広めることができたのでよかったです。
・地域住民の方々は、自分たちの意見を取り入れてくれたり、アドバイスをくれたりしたので、工夫をたくさんできました。地域と協力して活動できていたので、これからも地域の人と協力して積極的に行動したいと思いました。
・避難所がどんな所か分かったし、ペットボトルや段ボールで枕やベッドになることを知ってよかった。自分の担当の活動をやって、やり方もわかったし、何が必要かもわかったので、もし災害が起こって実際にやることがあったら協力してやりたいです。
・この地域は海に近いのでもし災害が起こったときに避難してくる人もいると思います。少しでも地域の力になれるよう行動したいと思いました。今日のことを忘れないようにしたいです。

 

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