「女性防災リーダー育成プログラム2026」第2回研修を開催しました

9月27日(日)、「女性防災リーダー育成プログラム2026」第2回研修を開催しました。

前回の学びをふりかえり、受講生同士で共有

研修のはじめには、第1回の学びをふりかえるグループワークを行いました。

ファシリテーターを務めたのは、アドバンスコースの受講生です。前回の研修で印象に残ったことや、その後考えたことなどをグループで共有しました。

学んだことを改めて言葉にしてふりかえるとともに、受講生同士がお互いを知り、つながりや交流を深める時間にもなりました。

対話を通じた信頼関係づくり

株式会社ばとん代表取締役の遠藤智栄さんを講師に迎え、「対話を通じた信頼関係づくり」をテーマに学びました。

講座では、「会話」「議論」「対話」の違いを学んだほか、傾聴や「Yes,and」、ブラインドウォークなどのワークを通して、相手の話をすぐに「正しい・間違っている」と判断せずに聴くこと、自分とは異なる考えを受け止めることなどを体験的に学びました。

また、当法人が実際の避難所運営訓練で経験した題材のケースワークにも取り組みました。

それぞれが考える「公平」や「正しさ」が異なる中で、相手の意見をどう受け止めるのか。すぐに結論を出すのではなく、その背景にある思いや心配にも目を向けながら、対話し、合意形成につなげていくことについてグループで考えました。

災害時の暴力問題への対応

続いて、当法人代表理事の小山内世喜子が講師を務め、「災害時の暴力問題への対応」について学びました。

災害時には、DVや性暴力など、平時から存在する社会の課題が表面化・深刻化することがあります。

被害を防ぐための避難所環境や運営のあり方、被害を受けた方への対応などについて学び、災害が起きてから対応するのではなく、平時から知り、対応策などを考えておくことの重要性を確認しました。

熊本県での被災地支援活動から学ぶ

当法人が取り組んでいる熊本県での被災地支援活動についても報告しました。

小山内代表理事がモデレーターを務め、第3回支援活動に参加した当法人の岩本理事と、第1期修了生の宇野さんが、現地での活動や被災者との関わりについて報告しました。

避難所での声かけや足湯サロンなどを通じ、被災者の何気ない言葉や様子から困りごとに気づくこと、まず話を聴くこと、必要な支援へつなぐことの大切さが共有されました。

また、支援する側が「何をしてあげるか」ではなく、一人ひとりがこれまでどのような暮らしをしてきたのか、その人の思いや背景に目を向けることについても、実際の支援活動を通して考える機会となりました。

平時から「聴く・気づく・つなぐ・調整する力」を

今回の研修を通して共通していたのは、災害時に必要な力は、発災後に突然身につくものではないということです。

平時から人の声を聴き、多様な人とつながり、異なる考えを持つ人とも対話しながら、一緒に地域の防災をつくっていくことが、災害時に実際に動ける力につながります。

女性防災リーダー育成プログラムでは、知識や技術を学ぶだけでなく、受講生同士が学び合い、つながり、それぞれが役割を担う機会も大切にしながら、「聴く・気づく・つなぐ・調整する力」を育んでいきます。

日時・会場令和8年9月27日(日)9時30分~15時45分
アピオあおもり大研修室2
内容◆ふりかえりワークショップ
◆講座「対話を通じた信頼関係づくり」
 講師:遠藤千栄(株式会社ばとん代表取締役)
◆ランチ交流会/ぼうさいこくたい参加者説明会
◆講座「災害時の暴力問題対応」
 講師:小山内世喜子(一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと代表理事)
◆令和8年熊本地震被災地支援活動報告
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