地震や台風など、大災害の発生に伴って関心がより高まる避難所運営。避難所運営における環境整備や課題の対応策に役立つのが避難所運営マニュアルです。ここでは、避難所運営マニュアルを作成する目的を見てみましょう。また、避難所を快適空間にするための工夫をご紹介します。
避難所運営マニュアル作成の目的
円滑な運営
地震や地震による津波、台風などの大規模な災害が発生した際、住民は余儀なく避難せざるを得ない場合があります。そんな万が一の災害に備えて、避難所運営が円滑に行えるよう、事前に運営基準を決めることが大切です。地域の特性や被害状況に合わせて、各避難所で活用できる避難所運営マニュアルを作成する必要があります。
質の向上
避難者の健康を維持するためには、避難所の質の向上を目指すことが重要です。災害が発生した場合、避難所は避難者が身の安全を確保する拠り所となります。
避難者が安心して生活していくために必要な避難所を迅速に立ち上げ、水・食料・生活用品、トイレ・お風呂などの環境といった支援をスムーズに行わなければなりません。災害への事前準備はもちろん、災害時の対応や環境整備など、避難所における生活の質を上げることが大切です。
避難所運営における課題から見る避難所を快適空間にするための工夫
避難所では、プライバシーが保護されにくく、周囲の物音で十分な睡眠が取れなかったり、着替えや授乳に抵抗を感じたりといった環境問題が重要視されています。また、寒さ・暑さ対策やトイレなどの設備が不十分であることも大きな課題です。
少しでも避難者が快適に過ごせるために、様々な工夫が必要になります。例えば、居住空間です。一人ひとりが安心して寛げるスペースを設けなければいけません。
また、トイレや更衣室は男女別にすることはもちろん、高齢者や障害者も使えるようにする必要があります。
その他に、暮らしやすい通路の確保やバリアフリー化、授乳室や学習室の設置なども挙げられます。避難所運営では、避難者が快適に避難所生活を送れるように支援することが最も大切です。
避難所運営マニュアルの作成依頼を検討されている方へ
避難所運営マニュアルの作成を検討されている方は、一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとへご依頼ください。男女共同参画の視点を盛り込んだ避難所運営マニュアルの作成や避難所運営訓練の研修を行っています。
「フェアネス(公平性)」の高い社会づくり」、「多様性配慮の安心避難所づくり」が一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとの目指す取り組みです。主催者及び地域のニーズにお応えできるマニュアルを提供いたします。避難所運営マニュアルに関するご質問・ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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