避難所運営マニュアルを避難所づくりに活かそう

体育館や教室をできるだけ早く避難所として設営するためには、日ごろからの訓練が必要です。地域に即した避難所運営マニュアルを作成し、研修や訓練で活用しましょう。

こちらでは、ゲーム感覚で取り組める避難所運営訓練「HUG」と一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとの取り組みについてご紹介いたします。

HUGとは「避難所（H）運営（U）ゲーム（G）」の略称です。避難者の年齢や性別などの情報が記載されたカードを、避難所となる体育館や教室に見立てた平面図に適切に配置したり、避難所で発生する問題への対応を考えたりするゲームです。

HUGに取り組む中で、様々な方が集まる避難所でどのような配慮が必要か、また避難所への視察や取材などにどう対応するかなどを積極的に話し合い、意見を出し合うことで実践的に考えることができます。

一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとでは、避難所運営に関する訓練や講座を実施しています。

男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営訓練では、緊張状態にある災害時でも、迅速に必要な物資を準備して、避難者一人ひとりが安心して過ごせる場の確保の仕方を学ぶことができます。

また、一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとの避難所運営訓練では、「学び→実践→振り返り→改善」の循環（PDCA）を大切にした訓練を行っていますので、地域環境に合わせた質の高い訓練を体感していただけます。

これまでの指示や命令に従う訓練ではなく、参加者の主体性を尊重した訓練を行うため、一人ひとりが災害時にどのような行動を取るのかをより深く考える時間となります。

ご要望に応じて、半日コース・1日コース・2時間コースでの実施が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。